教えて!ジョブクマくん - え?まさかやってないよね?求人のアホな応募連絡


こんにちは。

ジョブクマくんです。


皆さんは求人の応募連絡ってどういう風にしてますか?

まさか、そんなアホな応募連絡はしてないと思いますが、

念のため確認するね。


まずは、「本当にあった怖い応募者の話」をご紹介します。



本当にあった怖い応募者の話


ある日、募集を出していた求人に電話で応募の連絡がありました。

応募者の方を仮にAさんと呼びます。

専門職の求人に応募の意向で、Aさんは長年の経験者でした。


しかし「長年の」というところが仇になります。

つまるところ、Aさんはそこそこのご高齢でまだまだ元気なので働きたいとのことなのです。

Aさんも年齢が懸念になることはわかっているので事前にお電話で確認した買ったようです。

人事担当者の単位ではそういった気持ちがあるのであれば、

頑張ってほしいもので、決裁者である社長に年齢の件を確認する際に経験者である旨をプッシュし、書類選考に進めてもOKとの許可をもらいます。

ここまでは良かったのです。問題はここからです。


Aさんに書類選考に進められる旨を伝えると、

Aさん「…。わかりました。検討します。」

との反応で、こちらとしては検討!?って感じです。

その後、応募に進まないのか?何が引っ掛かっているのかを聞いていくと、

はっきりとは答えないものの、どうやらお電話で経歴を伝えたのに、

面接または採用が決まらないことが引っかかっているようで、

いわゆる書類選考をめんどくさがっている状態でした。

Aさんはその後検討しますといって終話しましたが、おそらく採用が決まることはないでしょう。


上記のケースの問題点をまとめます。



1.懸念点を先に電話で確認

懸念になりそうな点を事前に電話で確認すること自体はそれほど悪いことではありません。ですが、懸念点を先に確認することの意味人事担当の立場になったつもりで考えてみてください。

「私は、(デメリット)だけど雇ってくれますか?」

と聞いているのです。

電話で伝えられることには限度があるので、その後にいくら立派な経歴を話されても、先に話したデメリットを埋められるほどのあなたの魅力やスキルを口頭で説明しきれますか?

もちろん伝えないといけないシーンは出てくるかと思いますが、メリットも伝えられるタイミングに持っていくのが無難でしょう。


2.電話で選考を進めようとしたこと

応募の電話でいかにあなたの経歴や魅力を伝えたところで、それは選考には含まれません。

せいぜい人事担当の支持を得られることぐらいです。

なので、あなたが応募連絡の電話でいかにいい人であるアピールが出来たとしても、書類選考がパスになることやそのまま採用となることはほとんどないと考えてください。

(稀に小規模企業ではあり得るかもしれませんが)


なので、応募連絡をする際は、求人に選考手順が記載されていればその通りに。

記載がないとすれば、

【応募】

【書類選考】

【面接】

上記ぐらいの手順は覚悟して応募したほうがいいでしょう。

企業によっては2次面接、3次面接まである場合や、SPI検査などがある場合もあります。



3.応募を検討で一時中断したこと

今回、紹介した事例で一番アホな行動は応募を一時検討で中断したことです。

応募者の方のエゴで、懸念点である年齢について人事担当者はわざわざ、決裁者である社長に選考をいただけるように計らってくれています。

社長も担当者がここまで言うのであればと応募されると思っています。

採用する側、される側に上下はありませんが、

こういった応募者のための担当者の計らいを無下にする行為となります。

今回のケースでも言えますが、口に出さずとも検討されたタイミング的に

書類選考がめんどくさいんだなと伝わりますし、そんな意識の低い応募者を採用する企業はありません。

懸念点があって、何社も応募して断られて、無駄を省きたい気持ちはわからなくもないですが、

そもそも自身の採用に懸念点があると自覚している時点で人よりも2倍、3倍出来ることはしっかりやらないといけない状態なのを今一度自戒しましょう。


みんなはどうでしたか?

まさか、やってないよね?...